V確変2回ループ+時短「P13日の金曜日」は特1.2同時変動の進化系
西陣からP13日の金曜日という台が出ますが、変わった仕様となっています。
西陣は10月8日、都内台東区のショールームにて、新台「P13日の金曜日」の内覧会を開催。
本機は、ホラー映画「13日の金曜日」でお馴染みの最凶の怪人ジェイソンをモチーフとしたパチンコ機。大当たり確率1/319のミドルタイプで、V確変2回ループ+時短という画期的なスペックを実現した。2回ループの実質継続率は約83%、加えて大当たりはALL10ラウンド(払出1,000個)という出玉感にも注目。
初回大当たりが「最凶BONUS」及び「JASON BONUS」の一部で高確率「ツインバトルモード」に突入する。
この「ツインバトルモード」は確変状態なので次回大当たりが濃厚。演出に成功(電サポなし大当たり)する限り、後2回の大当たりがループしていく。
演出失敗(電サポ大当たり)が2回連続してしまうと時短50回の「レスキューモード」となるが、ここで再度確変大当たりを獲得することで「ツインバトルモード」に復帰するゲームフローだ。
また、初当たりが通常大当たりでも時短50回付きとなる。
出典:https://yugi-nippon.com/pachinko-new-machine/post-30300/
PV動画も公開されました。
ゲームフロー
P 13日の金曜日
5000台販売
12/2〜稼働開始予定ね pic.twitter.com/boMehmmJKD— 魔界村 (@makaimura777) 2019年10月3日
仕組み
大崎一万発さんが下記のように解説されています。
ツインループ機の仕様、ものすごく噛み砕いて説明されても特1.2同時変動使ってることまでしか理解できん。けども、難しく考えず普通に打ってていい、らしいので特に問題なしか。こういうアイデア閃いちゃう技術者ってすごいよねー。
— ◆大崎一万発◆ (@manpatsu) 2019年10月10日
読んでみ。遊産研の鈴木さんの記事もらったから。 pic.twitter.com/Hd341lvYsa
— ◆大崎一万発◆ (@manpatsu) 2019年10月10日
特図1と特図2が同時並行変動する機械はいくつか出ているが、これは主に「小当たりRUSH」仕様にする目的だ。理由は「特図2が3秒程度の変動なら毎回小当たりで増える」が「特図2が10分程度のロング変動になると増えない」ようにするため。したがって通常の台のように特図2優先消化にすると、小当たりRUSH終了後に特図2保留が消化されきるまでヘソ特図1 が回らなくなってしまう。そのために特図1と特図2が同時変動している。
また小当たりRUSH機特有の「空き台が大当たりしてしまう挙動」がある。
これはRUSH終了後の特図2 保留4つのいずれかが大当たりを引いていると、1つ10分程度の消化後に大当たりになってしまうためだ。現在は「ゲート通過後にアタッカー開放」という仕様が多くみられるが、過去にはこの「特図2を強制ハズレ消化させる」対応をしていた機種もあった。
「CR交響詩篇 エウレカセブン~真の約束の地~アネモネVer.」だ。
特図1と特図2が同時変動している場合、片方が先に停止した時に「当たり」を引いている場合に限り、もう片方の変動を「強制ハズレ停止」させることが規則で認められている。それは「小当たり」でもOKだ。アネモネは特図1に玉の増えない小当たりがあるため、RUSH終了後にヘソを回していれば、自動的に特図2は強制的 にハズレとして消化されてしまう仕組みだった。
この「P13日の金曜日」は、これらの仕様を組み合わせて駆使した画期的なスペックだ。確変中には大きく2 公つの状態がある。「電サポ確変」と、玉は増えないが、「小当たりRUSH状態の確変」だ。「電サポ確変」中は、特図1がサクサク消化&小当たり」するため、特図2はほぼ強制ハズレ消化してしまう。
結果、特図1でしか当たらず、その振分けは確変52%、通常48%だ。
逆に「小当たりRUSH状態の確変」中は「特図2がサクサク消化&小当たり」のため、特図1の保留は全て「強制ハズレ消化する」ため特図2でしか当たらないが、その特図2は「100%確変」なのだ。
つまり「小当たりRUSH状態の確変」の場合、次の大当たりが確定しているだけでなく「次回の大当たりも確変大当たり」で あることまで確定している状態になる。P花満開でも実現された「2回ループ」だが、今回の仕様だと確変終了後に「時短」を搭載できるのが大きな特徴だ。加えて大当たり「オール1,000発」は今回も実現、さらに確変が50%から52%にアップしているため、その期待出玉は圧倒的に「P13日の金曜日」が勝っている。事実、最大10以下に改正された規則のMNRSを計算してみても、この機械は「9.979」というギリギリラインに設定されており、このことからもその射幸性は想像できるだろう。
小当りラッシュの仕組みは何となく理解しているつもりでしたが、特図1と特図2が同時並行変動させればこういうゲーム性が出来る事に驚きました。
ギャンブル性も十分でしょう。
あとは演出とホールでの出玉率(釘の調整)となりますが、この手の台は辛くなりがちなので心配です。
ぱちとろ速報
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