パチンコ店のブランド人選について

Twitterを巡回していますと、気になるツイートがありました。

集客+aを意識する流れ!
芸能人のイメージキャラクター契約は最近になって始まったことではないが、昨年あたりから、増加傾向にある。
理由は単純で、イベント&販促の規制が強まっているからだ。

削られた イベント&販促費を出玉に還元することでも良いし、人材育成費用にまわしても良い。
ただ、 多くのホール企業様がイメージキャラクター契約しているのは集客向上だけでなく、採用向上に結びつく投資であることを強く意識されているためである。

このように、ブランディング向上への投資が高まっているのは必然なのだ。
若者からのイメージUPが必要不可欠! ぱちんこホール営業においてはスロット部門でどれだけ稼げるか?が営業の中心軸であり、このスロット主軸戦略自体は来年も大きくは変わらない。
ただし、来年1月にはスロット高射幸機比率が5%になるため、今までとは違ったスロット戦略が必要になることは言うまでもない。

今後、スロット環境が変わっていく中で、スロットプレイヤーからの支持を得ようとするならば、機械だけでなく、新しいイメージ創りも付加していくことが必須となる。
例えば、若者ウケするお笑いタレントをイメージキャラクターに置くことで、若年層ユーザーに対して、 楽しそうな遊技空間イメージや元気なホールイ メージを連想させることができる。
ぱちんこ ホールはアミューズメント空間であるため、単純なギャンブル性の追求だけでなく、「健全さ」「楽しそう」「明るい」といったイメージ を最大化する必要がある。
お笑いタレントをイ メージキャラクターに使うとことで、店内ポスターなどもイメージキャラクターを活用できて、 今までとは違った楽しそうな遊技空間を作り出すことが可能となる。渡辺直美を起用したシルバーバック(熊本)や、ロバートを起用したアミューズ(大阪)などの例をとっても、その反響は大きく、効果は充分期待できる。

人財の採用と定着!
さて、集客の次に、大きな課題となっているの が、「人財採用」と「人財定着」である。
特に、若者の採用と定着は困難を極める。
ぱちんこホールの採用については大手だから優位とは言えない時代となった。
若者から見ると、規模の安心感や給与面だけでなく、楽しく働けるか? 自分のしたいことができるか?など、企業に期待することは幅拾くなってきているのだ。

お笑いタレントをイメージキャラクターに置くことで、「仕事の楽しさ」「仕事のやりがい」を良い意味で連想させることができるため、人財の 採用と定着にもつながりやすいと言える。

投資効率の高さ! 芸能人のイメージキャラクターと言えば、高額契約のイメージがあるが、店舗当たりで換算すると、意外と高くない。

仮に、5店舗営業の企業様が年間2400万のタレントとのイメージ契約を結んだ場合、月あたりで200万円かかることになるが、これを5店舗で割ると、月額は1店舗当たり40万円となる。
つまり、1店舗あたりに かかる金額はチラシ1~2回分の投資となるため、 販促&イベント販促規制が強まっている今では 費用対効果は高いと言える。

CMキャスティングイメージ http://www.kyhd.co.jp/service1.html

よしもとタレントのお問い合わせ先 KYORAKU吉本ホールディングス株式会社 URL:http://www.kyhd.co.jp/ TEL:03-3209-8675 mail:contact@kyhd.co.jp


 

ブランドキャラクター(そのグループの顔)というのは、パチンコ業界に限った話ではなく、広告宣伝費をつぎ込むべき部分です。

ただ、吉本の芸人さんを使うのはどうでしょうか。

信用性・誠実さ

パチンコ業界に足りないのは「信用性や誠実さ」なので、それを補うイメージ作りが理想です。

公営ギャンブルがそういう路線で広報をやってないのは、既に最低限の信用性は確保しているからだと考えています。

「反社会的勢力との付き合い」など不祥事が定期的に出てくる吉本興業では話になりません。

その一方で、純粋に出玉煽りをしたいのなら、

過去記事
来店取材業者の次の一手について
で書いた通り、出玉煽りのイメージがあるブランドと契約すべきだと思います。

雇用促進

これこそ「待遇が悪い」という話題が定期的に出てくる吉本興業の芸人を起用してどうするのwという話です。

雇用促進という観点で言えば、寧ろ逆効果だと思います。

TVを見ない若者がお笑い芸人が好きかどうかも、かなり怪しいですし。

パチンコ業界は「給料の支給額」という部分では立派にアピール出来るわけですから(僕の会社員時代より2倍も3倍も年収が高いわけで)、そこを全面的に押し出した人選の方がいいと思います。

もしくは「パチンコ店で働いているといい出会いがありますよ」的な嫌らしいアピールでも構わないかと。

正解については難しい

リーディングカンパニーであるマルハンは「原アンナさん」→「ジャンレノさん」と脈絡のない移行をしたように、まだまだ正解を模索している段階だと思います。

個人的には「お年寄りに安心感を与える人選」というのもアリだと思いますので、吉本興業の芸人さんの中にも適任が居るかもしれません。

ただ、若者向け・雇用促進を理由として吉本芸人を雇うのは「全くズレていて世間が見えてない」と感じました。


この記事を書いた人
メタボ教授

Twitter:@metabopro
日本一、クレームの多いパチスロブロガー。 業界からの圧力で何時潰されるか解らないので、今のうちに他の記事も読んでやって下さい。
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