並ばせ屋山本さんとシバターさんとの違い
GA青山さんがこんな事を言ったそうです。
えらい沢山、怒られました。
— GA青山 (@GA22243190) 2019年5月3日
どちらも広告関係では尖っているポジションに居る人です。
青山さんの言いたい事も解りますが、整理してみます。
風営法の観点から
各所で名指しで怒られているのは山本さんです。
シバターさんは「その他youtuber」でくくられていて、広告規制で名指しは見た記憶がありません(別件で怒られた事は過去にありますけど:パチスロ出玉総取り企画をしたyoutuberやニコ生主に問題はあるのか)。
山本さんが名指しで怒られやすい理由は「第3者の立場ではなく業界内の人」だからです。
今の肩書はマルハチという岡山のホールの営業部長となっています(おそらく名義貸しでしょうけど)。
山本さんが名指しで批判されやすいのは、コンサルとしてホール側の立ち位置でやっているからだと思います。
一方でシバターさんは業界外の人であり、建前上は第3者です。
その違いは大きいと思います。
風営法の内容ではシバターさんを罰する事は出来ないからです。
大半のサクライターさんは、業界外の人(風営法の外)だからグレー判定となっていると考えられます。
それに待ったがかかっている状況ではありますが、法律で明文化されてない以上、抜け道はいくらでも存在するはずです。
景品表示法の観点から
しかしここは日本なので風営法以外にも守らないといけない法律があります。
シバターさんなどがやっているのはイベント業(広告代理店業)ですから、景品表示法を守らなければいけません。
そういった観点で言うとシバターさんはクロです。
金を貰って第3者を装い店を評価するのは、詐欺の要件を満たしています。
実際、彼の動画は出ているシマの部分しか映して無いですし、詳細な差枚も自己取材していません。
一方で山本さんはあくまで店側の人間ですから、建前上は問題無いです(恣意的に台をピックアップしているのはシバターさんと同じなので、シロだとは言いませんが)
結局の所
広告規制に関しては風営法での記述が曖昧で、何が違法で何が合法かというのが定まってないのが問題です。
2012年にガイドラインが出て以降更新されていません。
今年中に警察庁から見解が出るという噂もありますが、どうでしょうか。
GA青山さんのようなホールとつながりがある方が「シバターさんがシロで山本さんがクロ」と明言してしまうと、物議を醸すのは当然です。
ただ、これがきっかけで色々議論をして欲しかっただけに、早々に幕引きだったのは残念に思います。
ぱちとろ速報
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