ヘルシーパチンコ？！、パチンコも健康化路線は考えるべき

2020年3月2日

健康ブームにのっとってこういうパチンコ店があるそうです。

健康ブームもここまできたか pic.twitter.com/dWTnL4FEWH

— 仙頭正教 (@sento1025) 2020年3月1日

 

カレイド新宿店さんの記事もありましたので紹介しておきます。

生まれ変わったカレイド新宿店は、1階のパチンコフロアとB1階のパチ&スロフロアが完全禁煙、2階のスロットフロアのみ喫煙可という形態に。また、お客さんの記憶に残るようにと、オリジナルフレグランスのアロマを使って、良い香りがする空間を演出したのだとか。

そんな経緯でホールの分煙・禁煙化を進めてきたカレイド新宿店ですが、リニューアル後の評判は賛否両論だったと言います。

「2015年のリニューアル時、パチンコが打てるフロアをすべて禁煙にしたため、常連のお客様から『なんで禁煙にしちゃったの』という声を多く頂きました。もちろん、『空気がきれいで良い』といった意見もあったのですが、以前に比べてパチンコの稼働率は下がってしまいましたね。」と語る北條さん。

「それでも、禁煙フロア設置店の先駆けとして、さらにその先をいく試みが必要でした。パチンコフロアの全面禁煙もその一環ですね。ご存知のとおり、新宿は競合店ひしめく激戦区なので、他店との差別化が不可欠です。禁煙化を実施して終わりではなく、よりお客様に選んで頂ける取り組みは、今でも模索し続けています。その結果、ありがたいことに禁煙フロアの稼働も盛り返すことが出来ました。」
出典：http://psumma.jp/featured/46950/

 

禁煙化をやってみたホールもあるようですが、禁煙化当初はどうしても稼働が落ち込んでしまうので、戻す店も多く見られました。

 

これは過去記事で解説したように、

禁煙化しても集客にはつながらない（店選びの材料にはつながらない）と推測しております。

しかし、禁煙化は新たな顧客を獲得するチャンスであり、業界外への発信が重要です。

 

麻雀界はMリーグを主軸として雀荘も「健康マージャン」と称してノーレート化で裾野を広げようとしています。

それが成功しているかどうかは微妙な所ですが、大事なのは業界全体で一丸となって取り組む事です。

 

パチンコ業界はこの発想がありません。

形だけでも業界一丸とならなければ、大規模な告知（プロモーション）が出来ないわけ。

故に他業界へユーザーが流出する結果となっているのが現状です。

健康パチンコ

パチンコをノーレートにする必要は全く無いと思いますが、高齢者をターゲットにした健康パチンコ路線はアリだと考えます。

しかし、高齢者のコミュニケーションの場として、使ってもらうには沢山の改革が必要です。

まず、台の騒音、光量も規制しないといけません。

特に騒音は酷いです。

エンターテイメント業なのに耳栓必須なのはどうかしています。

当たり前の話ですが、静音化しないと客同士のコミュニケーションが出来ません。

リールの回転音や役物の起動音があるので静音化出来ないのは解りますが、もう令和なのですから、騒音も本腰を入れて改善して欲しいです。

昔はホール内の音楽もテンション高めの音楽をかけている店が多くあったものの、最近は少なくなりました。

そんなのではユーザーを騙せなくなったからだと思います。

パチンコ・パチスロも同じで、ユーザーを釣れるような演出の進化は出来てないですから、健康パチンコ路線も検討すべきです。

 

景品コーナーだって健康食品や健康グッズを揃えればいいと思います。

非等価地域で「特殊景品に変えるよりお得」感を出せば、効果があるはずです。

ドラッグストアみたいな棚を設置するのが理想となります。

 

カフェみたいなゆったり会話出来るスペースを作るのも重要でしょう。

そんな場所ホールの何処に作るんだ？！

となりますが、2021年1月までに新基準機に入れ替えずベニアにするくらいなら、シマごと撤去した方がマシです。

全台新基準機に入れ替えても、今度は「封入式遊技機（管理式）」「キャッシュレス対応サンド」の入れ替えが待っています。

封入式＆キャッシュレス対応は将来的に絶対必要な設備投資であり、避けて通れません。

特定日や休日に稼働率が100％近くなる繁盛店ならまだしも、休日の昼ですら稼働率7割も超えてないホールなら、シマを減らして新たな仕掛けを試すいい機会です。

将来的に増台が必要になっても、管理式遊技機なら省スペース化が可能なはずですから、対応は今までより容易だと考えます。

つまり、既存のシマ設備は将来的に使わなくてもいい可能性が高いので、撤去＆廃棄して別のスペースにしても問題無いのでは？！という話でした。