10月からパチスロ「千円=46枚」の高レートがOKに

消費税が8%に移行した時、47枚貸しのお店が多くなりましたが、10月からの消費税10%への移行に伴い、スロット店でも47枚から46枚貸しへの移行するホールがあるようです。

 

マルハン亀有店

出展;https://www.p-world.co.jp/tokyo/maruhan-kameari.htm

 

消費税10%になれば1枚22円までOKとなるため、
「じゃあ1枚21.73円(1K=46枚)の最大レートに変えよう」
という判断です。

増税に伴い46枚貸しに移行するホールも多く出てくると思います。

今の貯玉が使えなくなるケースもありますので、お気をつけ下さい。


46枚になるとどうなる?!

純粋なレートアップですから、勝てる人は収支が向上し、負ける人は今までよりも負けるでしょう。

店としては消費税増税分苦しくなりますが、1000円46枚にする事によりコインサンドに入るお金が多くなります。

「46枚/50枚返し」とか「46枚/52枚返し」といった非等価にすれば、利益が確保出来る算段のはずです。

 

今後交換率を下げるお店は増えるのか?

現役パチンコ店長の楽太郎さんはこう解説されています。

これまでは、消費税分を自分たちで負担(=「預り消費税」処理)していたお店でも、10%への消費増税によって、遊技客側に負担してもらうべく貸出個数/枚数を変更する場面が増える、と想定される。

しかし、

「スロットコーナーにおいて設定を使った営業ができるように」

という主目的で、貸出/交換枚数の変更をするお店が増えるかどうか、というご質問については、パチンコスロット併設店に関して言えば、前述のように一物一価規制が障壁となり易いので、積極策として検討するお店はそこまで多くは無いと想定される。

例えば、スロットの設定配分を良くするべく7枚交換にすると、パチンコの方は35個交換になってしまう。

こういった事情について、私も含めて、適当にキャリアがある業界人の中には、一物一価の撤廃だけでも認められれば、店舗運営の多様性やユーザー寄りの営業施策の可能性が回復すると考えている者も多いが、現時点では、警察庁にその意向は無い。

出典:スロット6号機時代や消費税10%時代の到来にあたり、貸出枚数や交換枚数を変更するお店は増えますか?-回答

スロットとパチンコとでは最適な換金率がそれぞれ異なるので、ホール側の判断も難しいようです。

もちろん増税分はそっくりそのままユーザーに負担を強いる形になるでしょう。

今回上がった2%をユーザーが負担する場合、1日平均投資2万円、一ヶ月20日で合計40万円サンドに突っ込んだら、40万×0.02で毎月8000円分余計に負ける計算となります。

遊戯人口の低下を招く結果にならなければいいのですが、果たして今後どうなることでしょうか・・・