パチスロあの花、セグリンクシステムはどうにかならなかったのか?

パチスロ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」を打ってきました。

1ゲーム回して、パチンコ形式(キャラ絵と数字)を見た時点で「手抜き台」だと分かったものの、黙々と打ち続けます。


セグリンクシステム

気になったのは「通常時のCZ」や「上乗せCZ」に使われているセグリンクシステムです。

 

「押し順当てではなく、自力で押し順フラグを引く」というゲーム性は初代の政宗からありました(もっと前からあったかもしれませんが)。

そのため目新しいものではありません。

 

問題なのは見せ方です。

例えば「リゼロのパネルシステム」は図柄と押し順を具体的に提示しているから自力感が伝わります

 

一方であの花は液晶上に当選の数字を提示して、押し順セグを数字に置き換えています

 

このような提示方法だとユーザーに自力感は伝わらないでしょう(セグが何たるか?を知らない人が大半なので)。

 

「セグリンクシステムの煮詰め方が足らない」というのがパチスロあの花の残念過ぎるポイントです。

めんまチャンス・かくれんぼチャンスを改良するなら

下記のようにすれば自力感が伝わるはず。

・当選&非当選に対応する押し順を液晶上に記しておきます

・押し順ベルを引いた時点で直ぐに当否を告知しません

・1stナビだけ告知して、押させます

・停止後に2ndナビを表示して当選の告知を行います

・共通ベルも入れます

そうする事により、出目で楽しむ事が可能となり、復活パターンも可能です。

 

また、セグを見ればリールを止める前に当選か非当選かが先に解ります。

といった感じで「セグを見れば先にネタバレする」のが一般的なセグの使い方です。

そもそも、セグって全体とリンクして当然なのですから、「セグリンクシステム」というのが意味不明だと思います。

あの花が工夫している部分

全体評価としては事前予想記事

の通り厳しいと思います。

 

そんな中で、個人的に「考えて作っているなあ」と感じたのは

・メインAT(フラワーメモリー)の純増を1.5枚にした

という点です。

これにより、セット数がある程度伸びるバランスになっています

AT中は案外楽しめました。

ただ、フラワーメモリー消化中が結構単調なので、セットの最初に低確~超高確に決めるのではなく、別の工夫が欲しかったです。

 

あと
・天井を1000にすると有利区間が残り500Gとなるので、出玉の分散が低い「ごめんまボーナス(平均約500枚・最大約1000枚)」に書き換える

というのがあります。

6号機の天井の煽り方としては1つの正解だと感じました。

ただ、ごめんまボーナスは天井とAT終了後の一部でしか行きません。

メインのAT(ゲーム性)に絡まないので中途半端だと思いました。

 

鉄拳4とどちらがいいか?と言われれば「あの花」なのかもしれませんが、

一長一短あるので優劣は難しいです。

 

ただ、お盆も6号機はリゼロ1強なのは間違いありません。

 


この記事を書いた人
メタボ教授

Twitter:@metabopro
日本一、クレームの多いパチスロブロガー。 業界からの圧力で何時潰されるか解らないので、今のうちに他の記事も読んでやって下さい。
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