パチンコ台の筐体上部に団子とか行事軍配とか頭おかしいでしょ?!

最近のパチンコ新台は筐体上部を装飾するのが流行ってまして、直近(予定)ではこんな感じとなっています。


出典:http://tomcat.2ch.sc/test/read.cgi/livejupiter/1578504177/

 


出典:https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/pachik/1578066266/


出典:https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/pachik/1578066266/

 

牙狼やウルトラセブンみたいに大掛かりなオモチャを付ける予算は無いくせに、何か付けないと気がすまないようです。

パチスロにおいても、ルパンイタリア・鉄拳4の筐体は良くないと思います。


ユーザー視点

ユーザーはパチンコ玉の動きと液晶を見ているわけで、それ以外の部分の演出を頑張っても仕方ありません。

例えば、エアバイブみたいな感触で伝える演出はもっと進化させてもいいと思います。

「玉の発射の見せ方」や「ヘソに入る見せ方」においても工夫の余地がまだあるはずです。

筐体上部の玩具開発なんて2の次でしょう。

それだけではなく、筐体上部をゴチャゴチャさせる事により、
・データカウンターが見えにくい
・お金が入れにくい
・SNS映えする画像(動画)が撮りにくい
などのデメリットがあります。

 

実際上記のような台を触って
「開発者はホールで打ったことがあるのかな?!」
と思った人は沢山居ますよね。

それくらい一部メーカーの筐体は酷いです。

一方でジャグラーはゲーム性が同じでも筐体は少しずつ進化しているので、ここ10年トップを走り続けています。

筐体装飾を派手にする理由

近年のパチンコは筐体上部の他に、サイドの装飾も激しくなっている印象です。

パチスロは下パネルに液晶を入れたりしています。

理由はおそらく
・購買担当者のウケがいい
・ホール内で目立つので稼働につながる
の2点です。

前者は「買うホールが悪い」としか言いようがないですが、後者についてはデータの評価を見直す必要があると思います。

筐体を派手にしてシマの中で目立たせると、確かにユーザーが座る確率は高いのかもしれません。

そうなると稼働データ関連の数字が良くなります。

「OUT◯◯発叩いた」とか「稼働貢献週◯◯」とかです。

でもよく考えてみて下さい。

ユーザーが筐体が派手という理由で何となく座ったのなら、店全体の稼働数値を伸ばす台ではありません

客が店内移動しただけで、外から客を呼び寄せる台では無いのです。

そのため、現行データで台の集客効果を正しく分析するなら
「筐体が派手な台」と「そうでない台」とで補正をかける必要があります。

台の集客評価を正しく分析すれば、筐体の派手さはそこまで関係ないはずです。

と言いますのも、台の上の役物といったパチンコ・パチスロにおける演出の本筋からは逸れているモノはあくまで飛び道具となります。

例えばパーフェクトフェイスオブガロが初めて世に出た時、集客効果は抜群だったはずです。

 

しかし、RTC演出と一緒で、同じような事を続けてやっても飽きられるだけ

「本筋の演出」と「飛び道具」とをきちんと分けて考えないから今の状況だと推察しております。


この記事を書いた人
メタボ教授

Twitter:@metabopro
日本一、クレームの多いパチスロブロガー。 業界からの圧力で何時潰されるか解らないので、今のうちに他の記事も読んでやって下さい。
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