スクラッチ宝くじのやらせ番組問題について
テレビ朝日の番組でヤラセが問題になっているそうです。
テレビ朝日の人気バラエティ『10万円でできるかな』でヤラセ発覚。10万円とは名ばかりで、実際は数十万円を投じ、スタッフが当たりのくじを〝準備〟していました。その手口は明日発売の #週刊新潮 ならびに速報記事にてhttps://t.co/Nj5Uw01lIo
— 週刊新潮 (@shukan_shincho) 2020年2月12日
月曜日のゴールデン帯に概ね隔週で放送される「10万円でできるかな」(テレビ朝日系)は、Kis-My-Ft2(キスマイ)とサンドウィッチマンをレギュラーに起用した人気バラエティである。キスマイとゲストらは、資金10万円を元手に試行錯誤し、その様子をスタジオのサンドウィッチマンが盛り上げる……という趣向だが、そんな番組の根幹を揺るがすヤラセが発覚した。
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ヤラセが明るみに出たのは、番組の人気企画のひとつである「宝くじ」を買うチャレンジ。ナンバーズ、スクラッチなどを購入し、どれだけ当たるかを検証するというものだが、実際は10万円の数倍の資金が費やされていたという。
「私達スタッフはチーフディレクターの指示で、当たりくじを仕込むため事前にスクラッチを買い込み、削る作業に当たっていました」
と証言するのは、昨年7月15日に放映された「スクラッチ宝くじ削り旅」回でやらせに加担した番組関係者である。この時は東山紀之らのゲストチームとレギュラーのキスマイチームがそれぞれ5万円のくじを買い、当選額を比べるという企画だった。
この関係者がスクラッチ削りを指示された理由はというと、
「削り続けるうち当たりがおのずと見えてくる。つまり、全部を削る前にどこにどの柄が出たら当たりになるかという“法則”が見つかるのです」
あとは法則に関わる箇所だけ処理して、当たりと分かるくじは削る余地を残したうえで、撮影用に“ストック”していたという。こうした仕込み作業には、本来の資金10万円の数倍の額が注ぎ込まれたという。
もっとも出演陣に対しては、
「『手間を省くため途中まで削っておきました』と、当たりが確実な“ストック”と、買ったばかりのくじとを差し替えていたのです」
というから、キスマイやサンドの2人には、こうしたからくりは知らされていなかったようだ。
テレビ朝日広報部は週刊新潮の取材に対し、
「『スクラッチくじ』企画については、削るマークが9つ前後なので当たりに一定の法則があるのではと推論し、そのシミュレーションとして10万円以上のくじを購入したこともありましたが、既にスクラッチを削ったくじを番組収録に使用することはできません」
とヤラセを否定。だが、本来の企画の趣旨に照らせば“法則を見つけるシミュレーション”などする必要はなく、苦しい言い分である……。
出典:https://www.dailyshincho.jp/article/2020/02121659/?all=1
スクラッチくじとか買うとかw
この番組、見たことないのですが、おそらく宝くじのステマ広告放送なのだと思います。
宝くじってボッタクリなのは皆さん知っているはずですが、スクラッチは特にボッタクリです。
払い戻し率が何と40%を切る事もあります。
この払い戻し率で番組を作ろうという発想が無謀過ぎます。
記事にある
「スクラッチ宝くじ削り旅」
とかヤラせが無いと企画として成り立ちません。
でもどうして、スクラッチってこんなにボッタクリなのでしょう。
宝くじがボッタクリなのは「払い戻し段階で税金が引かれているから(非課税)」だと思うのですが、スクラッチで1等10万円が当たったからといって税金が数万になるわけではありません。
そのため、関連法律を変えて払い戻し率を上げればいいのに・・・と思います。
1等10万円程度なら払い戻し率を90%にしても、運営元の総利益は殆ど変わらないでしょう。
当てた金額の一部は宝くじの再購入に使われるでしょうし、満足度も上がるからです。
詐欺師の手法
ちなみに、今回の件はギャンブル界隈において詐欺師がよくやる手法です。
沢山買っておいて、当たったものだけ見せればいい
凄く単純な手法なのですが、令和になっても騙される人が多いので相変わらず使われています。
関連:
パチスロ界隈でも、収支や高設定ツモなどを偽装するのは簡単です。
谷村先生の手法は流石に令和に入って通じなくなったのかもしれませんが、証明しようがない実績を書いて有料NOTEを売っているケースを見かけました(何処の誰とは言いませんが・・・)。
パチスロ界隈で「有料NOTEの中身が詐欺同然の内容だった」という話はまだ聞かないものの、プロモーションでも法律とモラルを十分守って欲しいです。
ぱちとろ速報
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コメント一覧
こういう番組に関しては「買ったけど高額当選がありませんでした」「旅行して特に何もありませんでした」とは言えないからね…
他に放送することあるだろうし無理に作らなくてもいいとは思うけど
そうなんです。
スクラッチくじで当たるという全体で番組を作る事じたい無理ゲーですし、そんな企画通るわけないのですが、案件なのでしょうねえ・・・。
宝くじ協会やみずほ銀行がスポンサーだったとしても細かな内容の指示をしてるとも思えないので制作側の企画力の無さが出てしまってるんでしょうね。
パチスロ動画でもよく「取れ高」と演者が言ってますが演出家も演者も分かり易い「当り」が無いと番組が成立させられない程度の能力だと自ら言ってる様な物で今回の話も演出家が演者の能力では当りを用意しないと見るに堪えない番組になると思ってたんでしょう。
パチスロ動画は撮れ高ない時どうしているのでしょうね・・・。
日直島田さんが北斗天昇で10万負けたように、1日単位だとクソ負けでもコンテンツとして成り立つとは思いますが。
我々の大好きな1GAMEですけどボロ負けでも普通に詐欺タイトルで動画にしてますよ
ちょうど正月だったので西暦まで回してました
僕が某所で見かけた時てつさんはP沼打ってたはずなのに動画にされてないみたいです
面白いところが無かったのかな?
ありがとうございます。
今どき釣りタイトル・サムネ動画なんて通用するはずが無いと思うのですが、ブロガー時代から全く進歩してないのでしょうか・・・。
そう考えると8192で10万円、1口60円の初代ゴッドですごく良心的ですね
初代GOD、当たりがあるのか疑わしいくらい、何も引けませんでした(´;ω;`)。
見てました。やらせ感満載でしたね。宝くじを買って欲しいんだろうなぁ、と思いましたわ。素人さんがチャレンジするのはダメなんですかね?
宝くじ買うくらいなら競馬のWIN5を買った方がいいと言いたい所ですが、税務署が本腰を入れると宣言していますので(´・ω・`)